生物基礎のカサノリの再生実験(ヘマリングの実験)についての説明動画を作りました。カサノリの再生実験は最近では生物基礎の教科書でも見られることが少なくなってきましたが、出ないとも限らないので念のために押さえておきました。
動画はこちら→https://youtu.be/gTbJPKX7F_Y
2018年3月28日水曜日
2018年3月9日金曜日
高校生物(専門)「眼の形成」
2018年3月3日土曜日
高校生物(専門)「神経管の背腹方向の決定 BMPとShh」
今回はソニックヘッジホッグなどが関わる「神経管の背腹方向の決定」についてです。
神経管の背腹の決定を行うのがBMP(Bone morphogenetic protein:骨形成タンパク質)とShh(Sonic hedgehog)です。ちなみにmorphogen(モルフォゲン)は誘導など形態形成に影響を与える物質で、BMPは有名です。Shhは脊索から出されるモルフォゲンです。Hedgehog遺伝子は動物に見られる重要な遺伝子で、欠損すると胚にハリネズミのような突起が現れるので、ヘッジホッグ(ハリネズミ)の名前がつけられました。Shhはhedgehog遺伝子の1つで、日本のゲームキャラクターソニックザヘッジホッグから名前が付けられています。また光受容に関係するタンパク質でピカチュウから名付けられた「ピカチュリン」という細胞外マトリックスのタンパク質もあります。
…と余計な話は置いておき、表皮からはBMP、脊索からはShhが分泌され、
Shhは神経板の一部を同じShhを分泌する「底板」というものに誘導させます。
一方、表皮から分泌されるBMPは、神経管の一部を同じBMPを分泌する「がい板」に誘導します。
このようにして神経管では、BMPの濃度が高い方が「背側」になり、BMPの濃度が低い方(Shhの濃度が高い方)が「腹側」になります。
神経管の背腹の決定を行うのがBMP(Bone morphogenetic protein:骨形成タンパク質)とShh(Sonic hedgehog)です。ちなみにmorphogen(モルフォゲン)は誘導など形態形成に影響を与える物質で、BMPは有名です。Shhは脊索から出されるモルフォゲンです。Hedgehog遺伝子は動物に見られる重要な遺伝子で、欠損すると胚にハリネズミのような突起が現れるので、ヘッジホッグ(ハリネズミ)の名前がつけられました。Shhはhedgehog遺伝子の1つで、日本のゲームキャラクターソニックザヘッジホッグから名前が付けられています。また光受容に関係するタンパク質でピカチュウから名付けられた「ピカチュリン」という細胞外マトリックスのタンパク質もあります。
…と余計な話は置いておき、表皮からはBMP、脊索からはShhが分泌され、
Shhは神経板の一部を同じShhを分泌する「底板」というものに誘導させます。
一方、表皮から分泌されるBMPは、神経管の一部を同じBMPを分泌する「がい板」に誘導します。
このようにして神経管では、BMPの濃度が高い方が「背側」になり、BMPの濃度が低い方(Shhの濃度が高い方)が「腹側」になります。
画像はhttps://bsd.neuroinf.jp/wiki/蓋板より引用
2018年3月1日木曜日
高校生物基礎「脳下垂体”前葉”と”後葉”の違い」
生物基礎で脳下垂体前葉と後葉について問われることがありますよね?今回は前葉と後葉の違いについて説明しました。
脳下垂体前葉ホルモンは、脳下垂体前葉のホルモン分泌細胞が産生する。脳下垂体後葉ホルモンは、間脳視床下部の神経分泌細胞が産生する。ということがわかればOKです!
ちなみに細胞によって物質が合成、生成されることは「産生」と言います。「生産」ではないので注意して下さい!「抗体産生細胞」などもそうですね!「抗体生産細胞」ではありません!
動画はこちら→https://youtu.be/YB0GxFW5gOY
動画はこちら→https://youtu.be/YB0GxFW5gOY
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